#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT ドライバーの佐藤蓮選手に密着。後編スタートです!
トレーニング方法、日常、そしてレースへの情熱――。その多面的な素顔に迫る内容を、前編と後編の2回に分けてお届けいたします。
記事公開に合わせ、チェキキャンペーンをご用意しましたので、ぜひ最後までご覧ください。

■トレーニングスタート
この日同行したトレーナーは、なんと佐藤選手の高校時代の友人。公私ともに親しい間柄だからこそ組める、佐藤選手に合わせたメニューを考えてきてくださいました。
――多忙なスケジュールの中、トレーニングはどのように行っているのですか?
佐藤:実戦が一番のトレーニングになります。ドライバーとして必要な部位の強化はしますが、体重が増え過ぎないよう過度な筋トレは控えています。まずはストレッチから入念に始めます。

トレーナー: 今日は体幹と首のトレーニングを中心に進めます。レース前なので負荷をかけ過ぎないように調整しています。ボールを挟んでの腹筋運動や、お尻を上げる運動などで体幹を鍛え、肩甲骨周りや背中、腕の筋肉も意識します。
呼吸法も重要で、息を吐いて肋骨を締めた状態で鼻から吸う――。お腹に空気を溜まっている、これが腹圧高まってる状態です。地味だけど結構しんどい動きも、体の安定性を高め腰痛予防にも繋げています。
佐藤:首トレはドライバーならではのトレーニングかもしれません。レース中は4Gもの重力が首にかかるので、固定されていない首は鍛えるしかないんです。

――4Gというのは想像を絶する負荷ですね…。意外にも原始的な方法でのトレーニングで驚きました!
佐藤: こうやって頭を置いてキープしたり、トレーナーにタオルを引っ張ってもらい、その負荷に耐えるといった原始的な方法で鍛えています。やりすぎると危険ですが、やらなければ大怪我をする可能性もあるので、ドライバーとしては欠かせないトレーニングです。

佐藤: あとは筋トレだけでなく、最近は慶應大学の先生と契約し、脳の分析とトレーニングを行っています。
――脳トレを取り入れているのですね!とても意外に感じますが、どのような目的があるのでしょうか?
佐藤: 脳が処理できる情報量を増やし、パフォーマンスを最大化することです。具体的には、レース中の瞬時の判断、シグナルの反応、空間把握能力を鍛えています。
アスリート界でも最先端の取り組みで、僕が最初だと思います。従来の筋力トレーニングだけでは不十分で、コアの強さ、柔軟性、そして脳の処理能力こそが重要です。よく接触してしまうドライバーは、周囲が見えておらず脳の処理が追いついていないのだと思います。効果は確実に出ていますね。

■友人から見た「佐藤蓮」という人物
――高校時代の友人でもあるトレーナーから見て、佐藤選手はどのような学生でしたか?
トレーナー: 身内の前ではかなり砕けたタイプで、みんなでサッカーをしてよく遊んでいました。今も普段から旅行に行ったり、ラーメンを食べに行ったりしています。
――この時間だけでも、とても仲良しなのが伝わりますね!友人目線からでも、佐藤選手のレースの才能は感じていましたか?
トレーナー: レースのこととなると彼は「天才肌」だと感じます。もちろん彼なりの努力はあると思いますが、しっかり成績を残しているのは才能の部分も大きいのではと。
高校卒業のタイミングでフランスに行ったりと、昔から忙しくて学校に来られないこともありましたが、それでもずっと付き合いが続いています。今回、こうして呼んでもらえるのはありがたいですし、僕としてもいつでも蓮の力になりたいですね。
素敵な友情が、今の佐藤選手を支えているのかもしれません。レースとは違った、リラックスした表情の佐藤選手を垣間見ることができました。

■レースとの向き合い方
FIA-F4チャンピオンを獲得し、現在は国内最高峰カテゴリーで活躍する佐藤選手。2025年からはARTAの16号車でSUPER GT GT500クラスに参戦し、挑戦を続けています。レースの世界で結果を追い求める中で大切にしていることとは何か。「成長」や「挑戦」について伺いました。
――レースの世界で成長し続けるために、大切にしていることは何ですか?
佐藤: 一番大切なのは「現状に満足しない姿勢」だと思っています。たとえ予選でポールポジションを取ったり、レースで優勝できたとしても、すべてが完璧にいくことって滅多にないんです。天候や環境の要因に助けられて勝てたケースもありますし、勝利の中にも必ず自分なりの課題が残ります。勝ったときこそ慢心せず、自分の課題としっかり向き合うことが次への成長につながると思っています。完璧なラップが刻めた瞬間は達成感もありますが、レース後にデータやタイムを見返すと「あともう少しこのコーナーで削れたな」とか「チームメイトと比較してここが足りなかったな」という発見が必ずあるので、改善点を探し続けることを意識しています。
――思うような結果が出ないとき、どのように気持ちを切り替えていますか?
佐藤: 基本的には、引きずらないタイプです。起きてしまったことは変えられないので、「やれるだけのことはやった」と受け止めた上で、反省すべき点は反省し、「次はどう改善するか」にすぐ思考を切り替えます。 もちろん、走行直後は感情的になることもゼロではありません。ですが、30分も経てばもう過去のこと。次のセッションや次のレースに向けて何をすべきかだけを考えるようにしています。
――年間を通して過密なスケジュールですが、どのようにリフレッシュしていますか?
佐藤: 今は年間でもレースが多くて家には月に2日ほどしか帰れず、荷物の入れ替えと洗濯をする程度です。日常でも映画やYouTubeを見たり、たまに旅行に出かけたりして、一度レースから完全に離れてリフレッシュする時間を意識的に作ることで、常にクリアな状態で次の挑戦に向き合えるようにしています。
――今後の目標を教えてください。
佐藤: 国内外問わず、WECやアメリカのレースなど、いろいろなカテゴリーのレースに挑戦したいです。さまざまな車に乗ることで、ドライバーとしての幅をもっと広げたいですね。先ほど言ったとおり「完璧なレース」はほとんどないですし、毎レース課題や発見があります。現状に満足せず、今後も常に課題をクリアして結果を出していきたいです。
等身大の25歳の青年としての穏やかさと、コンマ何秒を削り取るレーシングドライバーの鋭い闘志を併せ持つ佐藤選手。現状に満足せず進化し続ける若き才能は、国内外問わずさらなる高みへと貪欲に走り続けます。

■チェキプレゼントキャンペーン
ご購入いただいた方の中から抽選で13名様に、取材日1日を通して撮影したサイン入りチェキをプレゼントします!

応募条件
ARTA公式オンラインショップにて、1回のご注文で合計10,000円(税込)以上お買い上げいただいたお客様
応募期間
2026年8月19日〜9月1日 23:59まで
応募方法
1.期間中、合計10,000円(税込)以上の商品をカートに入れる
2.カートページ内のキャンペーン応募欄のチェックボックスにチェックを入れる
3.そのまま購入を完了させる
注意事項
※カートページ内のキャンペーン応募欄チェックボックスへのチェックがない場合は抽選対象外となりますのでご注意ください。
※厳正なる抽選の上、当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
※当選者様には、商品購入時ご登録の住所へ発送いたします。
※本キャンペーンは日本国内在住の方、および発送先が日本国内の方に限らせていただきます。
※当選チェキの転売は固く禁止いたします。
※お一人様につきご応募は1回限りとさせていただきます。複数回応募された場合は最新の応募を除き無効となります。
※チェキの配送日時の指定はいたしかねます。あらかじめご容赦ください。


前編で佐藤選手のシビック タイプRに使用いただいたARTAのシビック専用商品や、佐藤選手着用のTシャツなど、ぜひこの機会に手に入れてください!













